『第5回 大学生と地域の意見交換会』
少子高齢化が進展する中,七隈校区の町づくりの活性化を目指して,福岡大学及び中村学園大学の学生さんや地域の皆さんが参加して,お互いの交流を深める場を今年も開催しました。
限られた時間の中で,意見交換会がメインとなりましたが学生さんの地域に対する関心度の高さや,地域活動へ参加することを通じて如何に自分を高めるかという意欲が感じられる発言もあり,地域の皆さんからは頼もしいとの声も寄せられ大変盛り上がりました。
内容については次の通りです。
1.日 時 平成28年5月21日(土)
2.場 所 七隈公民館 講堂
3.参加者 ①学生(32名)
福岡大学(30)添田准教授(人文学部)
中村学園大学 2名
②地域(23名)
自治協議会・自治会・町内会・各種団体
③福岡市市民局公民館支援課(2)
城南区地域支援課(2)
生涯学習推進課(2)
④NPO法人 ドネルモ
4.プログラム
1)七隈校区における大学生の地域活動
①27年度校区事業への参加事例報告と28年度事業案内
②大学生の地域活動参加状況
③福大地域イベントニュース(地域ネット)
2)グループワーク 1 「ワールドカフェ方式」
【テーマ:大学生の地域活動について】
3)グループワーク 2
【各自希望分野別に分かれて意見交換会】
4)アンケート 記入
◇館長あいさつ
大学生の地域活動参加における「意見交換会」の趣旨と七隈のまちづくりと学生のかかわりについて説明
◇グループワーク 1 「ワールドカフェ方式」
◎ファシリテーター 公民館 江藤主事
【テーマ】
1 「地域が大学生に参加してほしい地域活動?」
2 「大学生が地域活動に参加したい事・時期は?」
≪ラウンド 1≫
◎1班~9班に分かれてグループ内で意見交換
(各班構成は,地域3人:大学生4名)
・自己紹介 ・意見交換
<グループ 1>
自分の意見,他の人の意見などを模造紙に書いています
<グループ 5> 意見交換風景
グループ討議においては,学生の熱心さが印象的です。
◇グループワーク 2
「活動参加の希望分野」
①防犯 ②子ども ③まつり ④料理 ⑤高齢者
≪ラウンド 2≫
◎各自,活動参加の分野に分かれて意見交換
ホストを残して他の人は希望テーブルに移動して意見交換
≪ラウンド 3≫
元のテーブルに戻り,分野別に行われた意見の内容をそれぞれが報告し,お互いに意見交換をする。
各班ごとに,分野別の意見を模造紙に書き込む
各班別に出た意見をまとめた模造紙を掲示
≪各班による発表風景≫
大学生の発表は,大変頼もしく,素晴らしかった。
【参加者の感想 (抜粋)】
*このような交流の機会を増やし,もっと多くの学生に地域活動事業の内容を知ってもらうべきとの意見あり
*授業では知ることのできないことを学べた
*「七隈の良さ」を知ることができたが,地域と学生をつなぐネットワークの課題についての指摘あり
*学生も校区住民として参加できる行事(校区全体の「夏祭り」など)があれば,もっと交流が深まるのではないでしょうか
*公民館だより等の情報が学生にも見られたら良い
七隈校区自治協議会 臼杵会長のまとめ(講評)
NPO法人 ドネルモ 山内代表の講評
福岡大学人文学部 添田准教授の講評
≪フィナーレ≫
参加者全員で「校区を愛するよろこびの歌」を合唱して意見交換会を終えました。
<お知らせ>
平成28年度 七隈公民館の新規事業
1.「学生がデザインする公民館事業」
公民館が学生団体と連携して公民館が主催する事業等をモデル的に実施し,これらの取り組みを発表するとともに,これから連携を目指す公民館や学生団体に向けての冊子を作成する事業。
○福岡大学映画研究会
「子ども映写会」
○中村学園大学児童文化研究会
「子どものための読み聞かせ会」
2.「地域の担い手パワーアップ事業」
絆づくり検討委員会の提言を踏まえ,自主的かつ主体的な地域活動を行う人材の発掘・育成に重点を置いた事業。
○「七隈地元学」
◇福岡大学人文学部 教育・臨床心理学科
添田祥史 准教授 及び 学生
◇七隈校区 地元案内人
◇テーマ
・土 ・水 ・道 ・自治会 ・下宿 ・干隈