「ミニ門松飾り」 手作り教室
~気軽に飾ることの出来るミニ門松!でお正月を演出~
新年を迎えるにあたり、お正月飾りの定番「門松」。持ち運びも簡単で存在感もあり、和室の床の間、玄関、リビングルームなどにそっと飾っておける”ミニ門松”を今年も作ってみました。
日 時 12月26日(土) 10時~12時
場 所 七隈公民館 学習室
参加者 小学生高学年 7名
指導者 西南杜の湖畔公園 柚木真一郎施設長
渕辺さん
緑のコーディネーター 岩田さん・高井さん
≪門松の由来≫
門松とは、正月に家の門の前などに立てられる竹や松で作った飾りのことと思われていますが、古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、歳神(としがみ)の依代(よりしろ)といわれ、歳神が宿る安息所であり、神霊が下界に降りてくるときの目標物と考えられています。この歳神とは、別名を「お正月さま」、「若年さま」、「歳徳神」などと呼ばれ、正月に家々に迎えられる神をいいます。
神前には、神酒や鏡餅、白米、かち栗、干し柿、昆布、するめ、海老などを供え、歳神に対する感謝の気持ちを表します。
≪「ミニ門松作り」 風景≫
本日の講師、「西南杜の湖畔公園」管理事務所の皆様
のこぎりを使って切った竹を鉢の中に植え込み、飾りを始めます。
3本の竹を上手にセットするのが大変です。二人がかりで揃えます。
予め用意した「松」「南天」「折り紙の飾り」「今年の干支の猿」などを豊かな感性を発揮しながら、仕上げていきます。
参加者全員が立派に門松を完成。見事な出来栄えでした。
貴重な体験をして、それぞれが作品を持って帰りました。
<門松の飾り方>
門松は、正月の家々の門前に立てるもので「松飾り」、「飾り松」、「立て松」ともいいます。昔は、榊、栗、柳なども用いられましたが、松は、昔から常に緑であり、おめでたい木とされており、鎌倉時代以後になって、松に竹を加えて門松とされるようになったとされています。
正式な門松は、竹を三本束ねて、まわりに松をあしらい、むしろで包んで、荒縄で三か所を七五三に結び、雄松、雌松と対に立てます。