国際色豊かな そば打ち体験講座
公民館では、毎年、名人「深松幸康」さんを講師にそば打ちの教室を開催しています。
今回、この教室にとっては、初めて校区にお住いの外国の方3名(アメリカ1、カナダ2)の参加を見て、地域の参加者にとっても楽しくかつ大変意義のある国際交流が体験できました。
日 時 12月19日(土) 14:00~
場 所 七隈公民館 学習室
講 師 深松幸康・楠田國彦
参加者 15名 (うち、外国人 3名)
そば道場開始 挨拶と講師紹介
楠田先生のそば「見本うち」
楠田先生には、本日のそば打ち体験教室のあとで行う「そばの賞味、品評会」用にと、楠田さんご自身が陶芸教室で作成した手作りの「そばちょこ」を参加人数分、公民館にご提供いただきました。
”名人”深松先生のそば「見本うち」
皆さん、真剣に「手つき」を見守っています。
講師が班別指導
そば打ちにおける「ねり」の工程、ここが大切。
班別に分かれて、そば打ち体験
以外にも、パスタ作りの経験豊富なカナダの方が、そば打ちにとって大事な「水まわし」の指の開き方など指導を行っています。
完成そばを楽しく賞味しながら、品評会
<メニュー(三種類)>
・そばサラダ ・もりそば ・とりせいろ
出来栄えの良さが、皆さんの満足気な表情によく表れています。
≪深松先生点描≫
愛好家でつくる「福岡そばの会」メンバーの深松幸康さんは、750年以上前から始まったとされる”博多祇園山笠”の起源にも深く関わっている「承天寺」の開山:聖一国師が宋から日本に伝えた「うどん」「そば」などの粉食文化の発祥の地という関係もあり、博多ライトアップウォーク”博多千年煌夜”の期間中は、承天寺境内で『福岡そばの会』が1杯500円でそばの販売を行っています。観覧の際は、ぜひご賞味されてはいかがですか。
また、今年も残りわずか年越しそばの季節ですが、12月26日の西日本新聞では、子ども記者3人が深松さんの自宅を訪ね、そばの麺を自分で打つ技やそば打ちの手順等を伝授してもらった記事がこども欄に大きく掲載されています。 大いに、参考になります。