2014年5月20日火曜日

豊かな自然「西南杜の公園」を訪ねて

「西南杜は豊かな自然の宝庫です」

公園は命の連鎖の営みで一杯、人はその恩恵に浴しています

 5月19日(月),五月晴れ,新緑香る西南杜公園で自然に触れる観察会を行いました。14名の参加がありました。
 今回で観察会は6年目を迎えます。通して講師は「小野 仁先生」ですが、観察コースの道中で,今まででは聞けなかった「目から鱗」の新鮮な観察題材を教えていただきます。
 先生は環境カウンセラーとして有名ですが,とにかく「草・木・花・鳥」等のことについて詳しい詳しい。自然を大切にしよう,と力説されました
 

  
自然観察会には自然を愛する14名が参加,自然の大切さを実感しました


   
蝶・ヤマトシジミのペアが木陰の葉の上で会話を楽しんでいます

     
桜・ソメイヨシノ」の葉の特徴は葉の下にこぶが並んでいます


   
ムクノ木」,新しい葉はザラザラしていて,昔はサンドペーパーの代わりに使われていた。

ビョウヤナギ」の花が命を輝かせて咲き誇っています
   
毎回,向学心旺盛な方が参加され,熱心にメモをとられています。

   
日本のアジサイ「ガクアジサイ」です、学名「オタクサ」語源はシーボルトの奥さん「お滝さん」から。

 
「カサスゲ草」が生えています。菅笠の材料として使われます。

「せんだんの木」樹齢150年位では,芝生公園の西側寄りに悠然とそびえ立っています

    
「せんだんの花」・・薄紫で高貴な彩りが素敵です

    
二葉より芳し・・文字通り二葉の頃から香りで人を魅了します

   
「カンサイタンポポ」です。タンポポの在来種として珍しく貴重な存在で,遊具等がある通路脇にに生えていました。先生によれば大変貴重だそうです。

   
木立の中は永年の腐葉土が蓄積されています。腐葉土が1センチ積もるのに,100年近くかかるそうです。

   
毎回参加しますが今回も「目から鱗」です。楽しい時間です。忘れないよう熱心にメモは欠かせません

「カクレミノの葉」です。葉の形は,「グー,チョキ,パー」の形をしています。
  
   
「野イチゴ」です。池の畔で、一生懸命自分をアッピールしています。
   

   
「ねじ木」に咲く,白い小さな花が杜の中で可憐に咲いています
   

   
桜の老木です。下の部分が老衰化,手立てについて思案中・