「面白い博多のお菓子の歴史」
~長崎街道は数々の銘菓を生んだ
シュガーロードだった~
1.日 時 平成28年2月18日(木) 10:00~
2.場 所 七隈公民館 講堂
3.参加者 72名
4.講 師 内川 秀治氏 (マスコミOBネット)
今回の講師は元フクニチ新聞記者の内川秀治さん
九州の銘菓誕生の裏側を探る
うどんは鎌倉時代中期の臨済宗の僧である「円爾上人」。諡号「聖一国師」が宋より日本にもたらした。
博多は、日本における「うどん」「そば」発祥の地とされる。
博多祇園山笠の生みの親―円爾上人
博多の勇壮な夏祭りである博多祇園山笠にゆかりの≪承天寺≫を開山した「聖一国師(円爾上人)」にまつわる由来も講演され、大変面白いお話でした。
≪博多祇園山笠≫
鎌倉時代の中期1241年(仁治2年)、疫病が流行していた博多で、承天寺の開祖で当時の住職である円爾が博多町人に担がれた施餓鬼棚の上に乗り、水を撒きながら疫病退散を祈祷したのが山笠の始まりとされる。
櫛田神社のお祭りである山笠が承天寺前をコースとし、各舁き山が櫛田神社のみならず承天寺にも奉納するのはこうした歴史的経緯がある。